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昭和32年(1957年)当時のトランジスタの販売価格
(電波科学 昭和32年6月号による)

東京通信工業、株式会社川西機械製作所(テン)、NEC が相次いでトランジスタを発売しています
同じ用途のトランジスタで値段が大きく違うのは
出来あがった製品を選別して、性能別に連番の型名をとり、値段に差をつけたようです。

昭和32年トランジスタの値段

銭湯の入浴料金が16円だった昭和32年、
一番安いトランジスタの600円でも今の値段に換算すると
一万円以上した訳で、ラジオ少年にはまだまだ高嶺の花だったのでしょうか。

当然ながら相次いで発売されたトランジスタラジオも大変に高価です。

同じ雑誌の販売価格は下の通りでした。

昭和32年トランジスタラジオの値段