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1947年(昭和22年)の出来事
標準的な5球スーパーラジオの回路です、

終戦直後は戦時中に製造された日本独自の真空管が放出されたり、名前を変えて登場したりしました。

一般的には国民型や放送局型のラジオで放送を聴いていましたが、GHQの指導があり、徐々にではありますが
高級受信機も普及していきました

スーパーラジオの問題点は、電灯線の電圧が低下すると突然受信不能になって、音が出なくなってしまうことでした。
夜になると電灯をつけたり、電熱器で調理したりで電圧はどんどん低下し、電灯は薄暗くなって放送は聞こえなくなってしまいます。

これを防ぐため電圧を上げる”オートトランス”が多数登場しました。
5球スーパーラジオの回路
シャープ製5球スーパー受信機
シャープ製
5A30S型
5球スーパー受信機

5球スーパー受信機の裏側

周波数変換:6WC5
中間周波増幅:6D6
第2検波、増幅:6DDH3A
電力増幅:42
電源整流:80BK
テレビアン製5球スーパーラジオ
テレビアン製
6S-406型
5球スーパーラジオ
5球スーパーラジオの裏側

周波数変換:6WC5
中間周波増幅:6D6
第2検波、増幅:6DDH3A
電力増幅:42
電源整流:80BK