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放送局型受信機 3号 (高周波1段増幅 4球交流式受信機)

放送局型三号受信機は一号に高周波増幅を一段付けた弱電界用受信機

  • 制    定
  • 昭和13年1月 (1938)
  • 設計の要旨
  • 高周波を一段増幅して、電波が弱い地方においても受信可能とした。
  • 出力回路を塞流線輪と容量結合にすることにより、従来スピーカー巻き線に印加されていた直流の高電圧を遮断し、断線を防止する。
  • 検波はプレート検波を採用し、音質の向上を図る。
  • 再生は半固定とし、発振電波放射を防止する。
  • 高周波増幅
  • 検波
  • 低周波増幅
  • 電源
  • UZ-58
  • UZ-57による再生式プレート検波、抵抗容量結合方式
  • UY-47Bによる低周波電力増幅
  • KX-12Bによる半波整流







UZ-58 高周波増幅(可変増幅率特性を音量調節に利用)
UZ-57 再生式(半固定)プレート検波抵抗容量結合
UY-47B 低周波増幅
KX-12B 半波整流