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1945年(昭和20年)の出来事
5球スーパーラジオ用真空管 6WC5
6WC5はグリッドが5つもある7極真空管で スーパーラジオの特徴である”周波数変換”に使います。
電極の様子をご覧下さい。
6WC5の例
ガラスを取り去った内部の電極構造の例
6WC5はグリッドが5つもある7極真空管ですが
G2とG4が 又G5とカソードが内部で接続されているので、
ソケットの足は7本で足りるわけです。
グリッドは一版内側から
G1 G2 と呼びます
5球スーパーラジオには”AVC(自動音量調節回路)”
が組み込まれています。
この回路は、近くの放送局も遠くの放送局も
同じ程度の音量で聞くことの出来る回路で、
その動作を支えるのがこの制御格子(G3)の隙間です。
手元にある真空管収納箱の例です。
最初に国産化したのがナショナルだとの意味ではありません
ので念の為
リモートカットオフ真空管の詳細にリンク